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命のちから

2015年9月24日

こんにちは!はじめてブログに投稿しました。助産師Iです。

まずは、この度突然やってきた大災害の被害に遭われた皆様、心からお見舞い申し上げます。

7月末の鹿児島直撃の台風も一晩で様相を変え自然の恐ろしさを実感しましたが、9月10日の台風18号の影響は更に無残で茨城県では鬼怒川の堤防が決壊し、テレビから流れてくる情報を見るたびに胸が痛くなります。

電柱にしがみつく人が居る、傾いた民家の屋根で救助を待っている夫婦がいる、その横で濁流が家や車や人を飲み込み凄い勢いで流れていく様は恐ろしい限り。自衛隊のヘリコプターが強風の中を一人ずつ救出していく救助活動は覚悟を感じる姿で有り、頭が下がる思いでした。

岩元さん

岩元さん1

 

この様な状況に触れるたびに、私は故郷奈良での昭和34年9月26日土曜日の伊勢湾台風を思い出します。小学校2年生でした。家の前の子供達が遊び慣れた川が決壊して、私たちの地域はほとんど甚大な被害をうけました。両親が3姉妹の私達を高台の寺に預け家に残りましたが、あの時の恐怖と両親の安否が心配で朝が来るのを待ち焦がれた事を思い出します。

今、被災地は停電、断水の中、地域の人同志が助け合いながら無残な家屋の後片付けをされていますが、今はとても辛いと思います。どうか皆さん頑張って下さい。被災者の方達に安心できる日々が一日も早く訪れることを祈っています。

又、私達はこのような予測出来ない事が起きた時にどのような行動を取るのか、日々訓練と知識と心構えが必要であると認識しています。身が引き締まる日々です。

 

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